長野県内で2022年に労働災害で死亡したりけがをしたりした人は2,294人で、過去20年あまりで最も多くなりました。

長野労働局によりますと、県内で去年、労働災害で死亡した人は21人で、前の年より6人増えました。

業種別では建設業が8人と最も多くなっています。

休業4日以上のけがや病気も合わせた死傷者数は2,294人で、2002年以降で最多となりました。

「転倒」が725人と最も多く、次いで「墜落・転落」が327人となっています。

年齢別では60歳以上の割合が32%と過去最も高くなり、外国人労働者の事故も増えています。

長野労働局では、労災防止対策を徹底するとともに、重大で悪質な事案については厳正に対処するとしています。