今年本格デビューするさくらんぼの新品種「やまがた紅王」のデビューイベントが、6月に開催されることになりました。

やまがた紅王は、山形県を代表する品種を作ろうと、20年以上の歳月をかけ県が開発に取り組んできたものです。



最大の特徴は実の大きさ。500円玉よりも大きい直径25ミリ以上のもので、着色面積が50%以上のものだけが「やまがた紅王」と名乗ることができ、今年本格デビューを迎えます。きょうは、県側から農業や観光、商工関係者らに、やまがた紅王のデビューイベントの概要が発表されました。

期間は今年6月6日から30日までで、開催場所は寒河江市の最上川ふるさと総合公園です。

6月6日にキックオフイベントが行われるほか、出荷がピークを迎える6月23日ごろに「やまがた紅王」デビューセレモニーを開催。

大玉コンテストや、やまがた紅王の即売会などが予定されています。

県農林水産部地主徹部長「フルーツの力をお借りして、山形県の農業、観光の振興につなげていく。これから取り組みをしていきたい」

県では、今年、およそ20トンのやまがた紅王の出荷を見込んでいるということです。