バレンタインデーの2月14日。琉球大学付属中学校の体育館である準備が着々と進められています。コロナ禍で思うような学校生活を送れていない生徒たちに「楽しい思い出を作ってあげたい」と保護者や教師らが1年前から企画したのは『サプライズライブ』でした。

PTA役員「ドキドキします。子どもたちは何するの?って感じ、学年行事で遊ぶんだよね!って感じだから」
PTA役員「すごく楽しみです、親も楽しみだし子供も楽しみだと思うし、喜ぶ顔が見たいです。」

発案したPTAの前代香織(まえしろ かおり)さんを筆頭に最終調整が行われます。

サプライズライブのもうひとりの発起人は学年主任の仲田育伸(なかだ やすのぶ)教諭。この企画に込める思いは、人一倍強いと言います。

仲田育伸教諭「(コロナ禍での制限は)子どもたちにとっては人生の制限だなと僕は思っていて、いろんな体験をする中でたくましく成長してほしい、育んでほしいと思っているので、学校生活の制限は辛い時期ではありましたね。今回はみんなで良い体験をしてもらいたいと思っています」

授業を終え、体育館に続々と集まる生徒たち。子どもの喜ぶ姿を一目見ようと多くの保護者も駆けつけました。

舞台袖に漂う緊張感…、いよいよ開演です!