鍋料理の材料として冬に需要が高まる春菊の収穫が、愛媛県宇和島市で最盛期を迎えています。

宇和島市三間町ではおよそ30軒の農家が1.7ヘクタールの畑で春菊を栽培していて、やわらかみま春菊などのブランドで出荷しています。

このうち、およそ2万株を栽培している渡辺吉男さんのハウスでも収穫がピークを迎え、青々と伸びた春菊を渡辺さんが手際よく摘み取っていきました。

こちらの畑では今年は寒波の影響が懸念されたものの、例年並みの出荷量を見込んでいるということです。

渡辺吉男さん
「安心安全を心がけ、農薬も控え目、肥料なんかも自然の物を使う。食べてもらったら独特の柔らかさと、シャキシャキ感が確実にある」

宇和島市三間町の春菊の収穫は来月中旬まで続きます。