市や参加者によりますと、非公開で行われた説明会では、公園の存続を求める声の割合が非常に高かったということです。

(住民)「廃止ありきの説明会という感じだった、(廃止には)反対だね」

「市長も青木島の住民もみんな変わらないと思うので、そこの思いと存続をうまくくっつけてもらえたら一番いい」

(荻原健司市長)「今回いただいたご意見を踏まえて判断をしていく」

説明会のあと荻原市長はこのように述べ、公園の存続について再検討し、住民意見も踏まえて判断する考えを示しました。

一方、12日非公開で行われたのは、市が職員を講師として派遣する出前講座です。

公園の存続を求める住民有志の要請に応じて開かれ、公園緑地課の職員が廃止決定に至った経緯などを説明したということです。

住民有志の会の代表で低学年の息子をもつ50代の男性は…。

「残す残さないという所は決定権がないということでお答えいただけませんでした、これはもう安心できないですね、本当に誰でも遊べる地域密着型の公園ができればいいなと思っています」

青木島遊園地をめぐっては、廃止にかかわる費用の支出差し止めなどを求めた住民監査請求も提出されています。