鉄道の利用者を増やすことで地域を盛り上げていこうと、長野県飯綱町の高校生がしなの鉄道に活性化策を提案しました。

(岡田忠夫専務)「もっと使ってもらわないと会社が厳しいのでみなさんと積極的に考えたい」
飯綱町の北部(ほくぶ)高校で行われた意見交換会はしなの鉄道が企画したもので、およそ20人の生徒が参加。
町外から通う生徒が9割ほどを占め、多くの生徒が北しなの線の牟礼(むれ)駅を利用する北部高校。
生徒会は事前に校内で実施したアンケートをもとに活性化策を提案しました。


このほか、列車内にフリーのWi―Fiや加湿器を設置する、駅に「写真映え」するスポットをつくるなどといったアイディアも出されました。
しなの鉄道は町内の住民で作る団体とも意見交換を行っていて、「おもしろいアイディアは地域と協力しながら実践していきたい」としています。