火災が多い季節、光市の離島・牛島(うしま)で消防訓練がありました。
牛島の住民は24人で、そのうち23人が65歳以上の高齢者です。火災が起きたとき被害を最小限にする対策が課題です。

訓練には光地区消防組合消防本部や徳山海上保安部などから28人が参加しました。「島で建物火災が発生し、森林に火が燃え移った」という想定です。まず島の消防団6人がバケツリレーで初期消火にあたります。
安達誠アナウンサー:「応援の消防団員を乗せた海上保安庁の船が到着しました。ここからさらに本格的な消火活動が行われます」
応援に駆けつけた消防団員らは海から水を引いて消火に当たりました。同時に、住民の安全を確保するなど火災があったときの手順を確認しました。
光市消防団(牛島在住):「この牛島は高齢者ばっかりなものですから、初期消火がきょうのようにバケツリレーとか初期消火が一番大事だと思います」
光地区消防組合消防本部・赤星公一消防長:「島民には、機能別消防団員がいらっしゃいますので、日頃から火災予防を広報して頂きながら安全安心に努めて頂けたらと思います」
光地区消防組合消防本部では今後も訓練を実施していきたいとしています。














