“洋食器の街”燕市 ものづくりのプライド

燕市が返礼品で重要視している要素の1つが「品質の高さ」。それを担保するのがこの審査会です。

【日本金属洋食器工業組合 小林貞夫理事長】「品質をクリアしたものをしっかり出していく。燕市のイメージと全然違う商品ではいけない。いろんな視点から見ることによってちゃんとした商品を届けるベースになる」

今年度、燕市は新たな寄付者の開拓を狙い、ふるさと納税の直営サイトやSNSなどでプロモーションを展開。効果は着実に出ているということです。

【燕市 総務課ふるさと納税係 近藤晃弘係長】「なんとか“過去最高額”ということで、現時点で52.4億円を達成できたので、一安心と言いますか…」

1月末の時点で、すでに52億4000万円を達成。今年度は、“過去最多”の約54億円を見込んでいます。

寄付額でトップを狙う燕市ですが、気になるのが“急激に数字を伸ばす”隣の三条市です。

【燕市 総務課ふるさと納税係 近藤晃弘係長】「当然、(三条市を)上回りたいという思いはありながらも、お互いに一生懸命やっていくことで、地域をよりよくしていければと思っています」

燕市が気にかけている三条市。その取り組みを見てみると…