ベスト3を深掘りしたいと思います。

3位 暑い日にビーチで食べるのが最高!ポルトガルの“アサリの酒蒸し”

第3位がポルトガルの「アメイジョアス・ア・ブリャンオ・パット」

日本にもそっくりな料理があるということです。文字は複雑ですけど、いわゆる「アサリの酒蒸し」です。

味付けは白ワイン・オリーブオイル・レモン汁・ニンニク・コリアンダーなどを使って蒸す。パンと一緒に楽しむ前菜で、日本に住んでいるポルトガル人の方は「店でも家庭料理でも食べます。特に暑い日にビーチで食べるのが最高!!」と話します。

その一方で、ポルトガルといえば海に囲まれている面積が多いですから、「干しダラ」をたくさん食べるのも非常に人気です。

オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
ランキングに入っているのは主食系が多いですけど、前菜で3位に入ってるのはすごいですね。

ホランキャスター:
材料だけを見れば自分でも作れそうな気がしますけど、多分その土地で食べるからこその、何かがあるんでしょうね。

井上キャスター:
日本の居酒屋の酒蒸しも美味しいよって言いたくなりますよね。

2位 ブラジルで大人気の赤身肉“ピッカーニャ”

南波キャスター:
2位はブラジルの「ピッカーニャ」。主にシュラスコですね。ブラジル式のバーベキューで食べる牛肉です。

部位としては“イチボ”。腰からお尻の赤身の肉です。皆さんも食べているかもしれません。

シュラスコを提供する「バルバッコア」広報
「10種類以上の部位の中でピッカーニャが1番人気」
「肉質は柔らかく脂と赤身のバランスが良い。牛の味を存分に楽しめます」

和牛よりも脂身も少ないので、より赤身の印象が強い味だということです。

そして、ブラジルにはこんな料理もあります。「泥沼にはまった牛=ヴァカ・アトラーダ」。29位にランクインしています。

日本で言う「肉じゃが」で、実際にブラジル出身の方に聞いたら、塩とニンニクで味付けをしていて、ブラジルでよく採れる“キャッサバ”という根菜でとろみがついて、泥沼のような感じ。家庭ごとに味が違うそうです。

カレーは「1位日本」以外も多くランクイン!

1位は日本のカレーでしたが、世界で大人気ということで、ランキングTOP100のうち世界各国のカレーが9種類ランクインしてます。

【ランクインした世界各国のカレー】
▼6位 パネーンカレー(タイ)
ココナッツミルクのカレーです。

▼28位 シャヒパニール(インド)
パンなどと一緒に食べるインドのトマトチーズカレーです。

▼40位 マッサマンカレー(タイ)
▼53位 バターチキン(インド)
▼55位 コルマ(インド)
▼73位 グリーンカレー(タイ)

井上キャスター:
柔道が“世界のJUDO”になったように、カレーもインドのものから日本などのものにもなったと考えられるかもしれません。