これから迎える卒業式シーズン。
小中学校のマスク着用について、吉村知事は「一定の対策が必要」とした上で、「記念撮影などはマスクを外しても影響はないのでは」と述べました。
政府は、5月8日に新型コロナの分類をインフルエンザと同じ5類にするとしていて、それに伴い、マスク着用を個人の判断に委ねる方向で検討を進めています。

一方、これから迎える卒業式などはほとんど会話がないため「マスクを着けることを推奨しない」という案などが取りざたされています。
これに関して吉村知事は。
吉村知事「保護者や来賓など、普段は学校にいない外部の方々が参加することや、校歌斉唱、卒業式の呼びかけなど大きく呼気を発する機会も多いことなどから、一定の対策が必要と認識している」
ただ、吉村知事は「言葉を発しない記念撮影などではマスクを外しても影響はないのでは」との認識を示しました。

その上で、政府に対し「全国一律に、卒業式でのマスクが必要な場面などの提案を早期に示してほしい」と訴えました。
