「路線バスの利用促進を」と、岡山市の両備グループでは “プラネタリウムバス” や “モヤモヤふっ飛バス”など、毎月ユニークなバスを提案してきました。

の最終回となるバスが、きょう(8日)披露されました。「一度乗ったら降りたくなくなる仕掛けが満載のバス」とは??

(杉澤眞優キャスター リポート)「最終回のテーマはレジャーバスポット。車内では、運転手を体験できる座席があるんです、リアルですね。出発進行~」

12回目を迎える「宇宙一面白い公共交通を目指すプロジェクト」。最終回は、体験できるバス、その名も「レジャーバスポット」です。


本物のハンドルや速度計などで運転手気分を味わえる座席に、バスの中の図書館、さらに。

「ニャー」
降車ボタン押し放題のコーナーや

「ガシャン」
整理券取り放題コーナーなど、楽しんでバスを身近に感じられる工夫が施されています。

(両備グループ 松田敏之グループプレジデント)「いいですよ。シフトもあるし。楽しい、大人も大喜びですね」

両備グループによりますと、コロナにより3割減少したバスの乗客数が回復に転じた一方、岡山市では「主な交通手段として路線バスを利用する人」の割合が2%にとどまるなど、厳しい状況が続いています。

(両備グループ 松田敏之グループプレジデント)「このまままいくと、公共交通は地方からなくなってしまうという現実があるんですけども、みなさんに公共交通の実態を知っていただいたり、我々が汗をかくことによって、お客様に選んでいただける乗り物になっていくことで、公共交通を未来に残していきたいなと思っています」

「レジャーバスポット」は、2月11日からの土曜・日曜日に、岡山ー西大寺線で運行されるということです。