山梨県甲州市の農業用ハウスでは早くも大人気品種のシャインマスカットの栽培が始まっています。
10日の降雪を警戒しながら種無しブドウにするための特殊なジベレリン作業に追われています。
甲州市塩山西広門田の北井公史さんの農業用ハウスです。

10cmほどに育ったシャインマスカットの房をジベレリンに浸す作業が始まりました。
この作業は種を無くして、粒を大きくするためのもので、北井さんが1房1房丁寧に浸け込んでいました。
こうした中、10日は雪となる予報。


ブドウ農家 北井公史さん:
夜は様子を見ながら温度を上げたり色々対策はしていきたい。玉張りが良く甘いシャインマスカットを作りたいので、みなさまに美味しく食べてもらえれば嬉しい。

雪でもハウス内の温度を保つため、重油代がさらにかさみますが収穫を楽しみに作業を進めます。

このブドウは通常のハウス栽培のシャインマスカットより2か月ほど早い、5月のゴールデンウィークに出荷される予定です。