“第8波”の影響は

県内では去年11月頃から新型ウイルス感染の“第8波”が始まり、1日に3000人台の新規感染者が確認されるなど爆発的な広がりを見せました。

サニーウイング関屋では去年まで利用者の感染はありませんでしたが、年明けすぐに、利用者5人・職員6人が感染するクラスターが発生しました。

【丹義仁 副施設長】「今は感染ないので使っていないが、感染が出たときにすぐに使えるように準備をしている」

備蓄していた防護服やフェイスシールドなどで対応しましたが、感染した認知症の高齢者が部屋の外に出て職員が対応に追われるなど、介護施設特有の大変さもあったそうです。

【皆川代表】「体が元気であれば、やっぱり部屋の外に出てきたりするので、それを廊下に職員が控えていて、そういった方が出てこられたら声掛けをすると。戸締りをして鍵をかけることはできないので、そういったところはなかなか難しかった」

そして、皆川代表が気にかけていたのが、“職員のメンタル面”です。