宮崎市の清山知憲市長が、市政史上最年少の40歳で初当選し、市長に就任して丸一年が経ちました。
MRTテレビ「Check!」では、清山市長を生放送のスタジオに招いて、この1年を振り返っていただくとともに、これからの展望を伺いました。(聞き手:川野武文アナウンサー:以下、川野AN)

宮崎市役所新庁舎の建設地を「現在地」とした理由
川野AN
清山市長、まず、きょう(2月6日)、市役所の新庁舎について、現在の庁舎の敷地内に建設するということを決めたということですが、改めて理由を教えてください。

宮崎市 清山知憲市長(以下、清山市長)
まず、第一にコストがより安く抑えることができるということ。
そして、第二に着実な事業の進捗が見込める。
さらには、様々な方々の意見を伺ってきましたが、60年、あの場所で慣れ親しんできた、橘通りのそばで慣れ親しんできた方々のご意見、さらに、宮崎中央公園をしっかり残してほしいという方々のご意見。そうしたところで現在地が優位に傾いてきたところはあります。
さらには、防災拠点としての機能、まちづくりや市民の利便性、そうしたところで大きな差が出なかった中には、むしろ、やはり現在地の方がいくつか利点も見出すことができた。
そうしたところを総合的に判断して、現在地の敷地への建設を決定しました。
川野AN
これで本格的に動き出すということになりますね。
「すごく忙しかった」 この1年を振り返って
ここで清山市長のこの1年を振り返ります。
清山市長は、去年1月に行われた市長選で、市政史上最年少の40歳で初当選。3月には、公約に掲げていた市長給与3割減額、アリーナ構想中止を実施しました。
その後、公民連携やふるさと納税強化の担当部署として都市戦略課を新設。若手職員との意見交換の場やリモート協議の導入など、市役所改革にも取り組んでいます。



川野AN
この就任1年を振り返っていただきたいのですけれども、もう本当にあっという間だったとは思いますが、率直なところいかがですか?
清山市長
すごく忙しかったですね。(笑)ただ、おかげさまで1日も体調を崩して公務を休むこともなく走り抜けることができました。が、まだまだ時間が足りないなと思います
一方で、市民の皆さんにとっても、コロナや物価高騰、そして台風、本当に大変な1年でしたので、もっと頑張っていきたいと思います。