山形県内の市町村では初めての取り組みです。
山形県天童市で、市民の行政手続きの負担を軽くする「書かない窓口」が、きょう(6日)からスタートしました。
一体、どんな窓口なんでしょうか。

報告・鈴木竜弘「天童市役所に来ています。これまでは住民票や納税証明などの登録は全部自分で書いて、窓口に提出しなければ発行されなかったんですが、きょうからはマイナンバーカードや免許証を見せるだけで、全部職員が代行して事務作業をやってくれるんです」
天童市が新たに始めたのは「書かない窓口」。

住民票や証明などの行政手続きの負担を軽くすることができます。
申請には窓口でマイナンバーカードや免許証などを見せるだけ。

申請内容を伝えると、職員が必要な内容をパソコンに入力します。

その内容を確認し、署名をすれば手続き終了。

これまでのように住所や名前などを書類に記入し、提出することがなくなりました。

導入初日のきょう(6日)、自ら住民票の申請手続きをした山本市長は。
天童市・山本信治市長「私自身あまり得意ではないが、十分できるということで、市民のみなさんは大丈夫だろうと思う。少しずつでも便利になったなあと思っていただけるような窓口になりたい」

このあと、窓口に市民が次々と訪れ、「書かない窓口」で手続きをしていました。
手続きをした人「市役所に来て知ったが、書くという手間が省けてスムーズになっていいと思う。書いているとその分時間がかかるし今ペーパーレス化しているので、紙というものもと思っていたのでいいと思う」
導入した行政の狙いは。
天童市市民課・長澤和彦さん「職員と対面しながら進めていくので、間違いのない書類の作成、時間的な所も軽減できればいい。3月4月、これから忙しい時期に転入転出に入るので、少しお客様の負担軽減になればいい」

天童市では、市民課の窓口を対象としていて、やり方がわからない人には職員がサポートする態勢も取っているということです。














