再開発が進むJR長崎駅周辺で、未だ手つかずで残っていた交番などが入っていた建物の解体工事が4日から始まりました。

永田瑞樹記者:「長崎駅前の交番として多くの市民に親しまれた建物の解体が始まっています」

解体作業が始まったのは旧長崎駅前交番などが入っていた県所有の地上3階建ての建物です。

この建物は3年前に着工した長崎駅東口側の再開発に伴い“取り壊し”が決定していましたが、現在も建物が残っていて、駅から国道沿いに出るためには迂回する必要があります。

長崎市は解体開始がこのタイミングになったことについて「工事の順序によるもの」と説明しています。

市によりますと解体作業は建物部分が今年4月いっぱい、基礎部分については6月いっぱいまでかかる見通しで、撤去後は交通広場の一部として整備されるということです。