長野市の本久(もときゅう)管材部長野支店。
ここではすでにマスクを外して仕事をしている人もいます。

「(マスクはいつから外した?)今週半ばぐらい、会社全体としてもマスクするのは個人の判断ということが決まったので」

「個人の判断」という方針を提案したのが…。

(本久・加藤久雄相談役)「一番は社内のコミュニケーション不足ですねこの3年間に入った中途の社員、新入社員、全然顔が先輩の顔が分からない私も市長やめてこちらに来ましたけど、全然社員の顔が分からない前にいた社員は分かりますけど」

本社の受付には、来社した人にも判断をゆだねる張り紙が…。

本久グループでは月が変わった1日から、判断を自由にしましたが、3日取材した事務所でマスクを外している人は3割ほどでした。

「マスクしているとどうしてもメガネだと曇るので、できたら外したいなと思っていました」

「いま現在発症者もいないですし、そんなに抵抗はなかったです、やっぱり顔が見えていれば困っていれば困ったなりきの顔が見えますので、協力したりすることはしやすいかなと思います」

「いま妊娠中でして、コロナとインフルエンザと両方流行っているというころで、心配なのでまだしてます」

「周りの人に迷惑かけちゃいけないかなと思って、(いままで感染は?)ないです、(対策されてた?)そうですね、それもあっていまがるのかなというのもあるので、引き続きその辺の対策は講じたいなと思っています」

会社では、事情が異なるため強制はしないものの、顔が見えることのメリットも大事にしたいと考えています。

(加藤久雄相談役)「徐々に慣れていくしかないと思うんですよね入社式が4月1日にありますんで、それまでにお互いが顔を分かるように、そんなふうにできればと思っているんですけどね」

ウィズコロナの社会を目指して、試行錯誤が続いています。