このところ増えている空き家を活かそうと、福島県いわき市の高校生が研究成果を発表しました。

発表を行ったのは、県立勿来工業高校の生徒たちで、いわき市にある中古住宅専門店「わが家(や)」と協力しました。

空き家は全国的に増え続けていて、2018年の国の調査では、県内の空き家は12万戸あまりになっています。

地域にも影響する空き家問題について生徒たちは、およそ1年にわたってリフォームの現状などを調べ、空き家を資源と捉えることで、活用の可能性があると発表しました。

勿来工業高校の生徒「(取り組みを通して)新築と同じくらい綺麗になることがわかって、これならお金も新築よりも安く済むし、ちょっといいなと感じました」

勿来工業高校では、来年度もこの取り組みを続けることにしています。