麺と土鍋に味の秘密 延岡市「田舎家」

続いてやってきたのは延岡市に店を構える「田舎屋」。創業50年という老舗のうどん・そば店です。

メニューをのぞいてみると鍋焼きうどん(1200円)に「名物」の文字が!期待が膨らみます。


(田舎家 甲斐健泰オーナー)
「お待ちどうさまです」
(下川祥子記者)
「ぐつぐつ煮立ってますね、すごい湯気も、豪勢な鍋焼きうどん」


エビや餅、それにシイタケなど11種類の具がふんだんに入っています。

(下川祥子記者)
「ん!麺もっちもちです。お出汁も色んな具材の旨みがギュッと凝縮されててとってもやさしい味がします」

下川祥子記者


このうどんの麺のもちもち食感には秘密がありました。

(田舎屋 甲斐健泰オーナー)
「うどんも三日かけて作るんですよ。踏んで寝かせてを繰り返して。手打ちじゃないと出せないうちの味っていうか、自信をもってうどんは出したいですね。手打ちで確実なものを」


秘密は、こちらの土鍋にも…

(田舎屋 甲斐健泰オーナー)
「先代の私の父が作った手作りの土鍋です。この深さじゃないと(具材が)全部入りきらない、この土鍋じゃないとうちの味は出ません」


こちらの店では鍋焼きうどんを年間通して提供していて、この時期は、1日に40食から50食ほどが出るほどの人気なんだそうです。

(田舎屋 甲斐健泰オーナー)
「それぞれの材料からだしが出てこの味を作ってると思います。寒いときは是非味わっていただきたい」


まだまだ続く寒い季節。
こだわりの詰まった鍋焼きうどんで温まってみてはいかがでしょうか。

※MRTテレビ「Check!」2月2日(木)放送分から