保護活動も…多くは『ネコも高齢』

しかし時には飼い主が急に入院したり亡くなったりして引き取り手がないネコもいます。C.O.Nは連携するシェルターでそうしたネコを保護して、新たな飼い主を探す活動もしています。

(シェルターを運営する西尾美香さん)
「このネコちゃんは、高齢の方が認知症がひどくなってしまって病院に急きょ入ることになってしまって、飼う人がいないということで来た」

高齢のネコが多く、医療費だけで年間200万円以上かかるといいます。行政の支援はないということで、寄付などで賄っているため厳しい運営状況ですが、最近はこの施設で飼育が許可されている上限の70匹余りを保護しています。
(NPO法人C.O.N 桑畑和子副理事長)
「高齢ネコの場合だったら譲渡が難しくなってきますし、長年の飼い主さんとの生活があるから、よそに飼われたとしてもすぐになつかない。慣れている私たちが引き取ったほうが安心なのかなというケースも最近は増えていますね」














