今年の春に福島県内の高校を卒業する人の就職内定率は、去年12月末現在、96.1%で過去10年の同じ時期と比べて3番目に高くなりました。
県によりますと、今年の春に卒業する県内の高校生のうち、就職を希望しているのは3749人で、採用試験が解禁された9月16日からおよそ4か月で、3602人の内定が決まりました。
就職内定率は96.1%と去年の同じ時期と比べ0.3ポイント上昇し、過去10年で3番目に高くなりました。
こうした状況について県は「人手不足を背景に、就職希望者を大きく上回る求人が出た」ことなどが要因とみています。