寒い時期に注意しなければならないのが「ヒートショック」です。

「ヒートショック」とは急激な温度変化によって血圧が上下し、心臓や血管の疾患が起きることです。

特に影響を受けやすいのは、65歳以上の高齢者高血圧や糖尿病などの基礎疾患を持つ人だと言われています。

「ヒートショック」は入浴時に多く発生し、浴槽で溺れてしまうなどの事故を引き起こすこともあります。そこで、入浴時のポイントをまとめました。

(1)まず入浴前脱衣所と浴室を暖めておきます。シャワーでお湯を張ると、その蒸気で浴室を暖めることができるのでおすすめです。

(2)入浴するとき、湯船に入る前は必ず心臓から遠い場所からかけ湯をし、お湯の温度は41度以下に設定しましょう。

(3)入浴後上がるときはゆっくりとお風呂から出て、十分な水分補給をするのがポイントです。

冬の入浴を安全に楽しむためにも、心がけてみてください。