プロ野球の巨人は29日に都内で新外国人選手の入団会見を行った。アメリカ出身のルイス・ブリンソン外野手(28・前ジャイアンツ)、右腕タイラー・ビーディ投手(29・前パイレーツ)、左腕フォスター・グリフィン投手(27・前ブルージェイズ)、ベネズエラ出身の左腕、ヨアンデル・メンデス投手(28・前メキシカンリーグ・モントレイ)、キューバ出身の右腕ヨハン・ロペス投手(30・前メッツ)の5選手が登場した。
選手とともに会見に同席した原辰徳監督(64)は「外国人選手は非常に大きなウェイトをしめている。(日本に来る)意志というものが一致して監督として大変ありがたく、そして心強く思っている」と喜びを表した。
新戦力となる選手は日本の野球について問われるとブリンソン投手は「きびきびと動きの早い、基本に忠実な野球」と話し、メンデス投手は「早くて動きのある野球だと思う。レンジャーズ時代にダルビッシュ投手とプレーしていて、ヤクルトのオスナ選手は同じベネズエラ出身で知っているよ」と話した。
5選手とも2月1日からの春季キャンプは1軍スタート。キャンプインに向けて原監督は「心が踊る、球春近しという心境ですね。新外国人選手は力む必要はないですし、徐々に日本の環境にも慣れ、文化、あるいは慣習的なものもあるでしょうし、そこでチームメイトあるいは野球というものに関して少しづつ慣れてくれたらなと。私の中ではDay By Day(日に日に)と成長していってくれたらいいなと思っています」とエールを送った。
【巨人新外国人選手】
フォスター・グリフィン投手(背番号29)
タイラー・ビーディ投手(背番号33)
ルイス・ブリンソン外野手(背番号42)
ヨアンデル・メンデス投手(背番号65)
ヨハン・ロペス投手(背番号99)
※写真は左からロペス、メンデス、原監督、グリフィン、ビーディ、ブリンソン