石川県内は28日夜には再び雪の降り方が強まる予想です。また広い範囲で1万1000世帯近くが断水しています。

28日午前11時時点の積雪は、白山河内で62センチ、加賀中津原で44センチ、金沢で18センチなどとなっています。

長引く降雪を受け、金沢市は28日朝から市内4か所に排雪場を開設しました。

気象台によりますと、石川県は28日日中、雪の降り方が次第に弱まるものの、夜には再び強まる予想です。29日朝までに降る雪の量は、多い所で平地で30センチ、山地で40センチの予想で、平地も含めて大雪となる所がある見込みです。交通障害や施設への被害に注意・警戒してください。

一方、寒波の影響による水道管の破裂や漏水で、石川県は広い範囲で断水が続いています。

28日午前10時時点で断水が確認されているのは、かほく市のおよそ5300世帯、輪島市の3391世帯、七尾市の988世帯、羽咋市の843世帯、宝達志水町のおよそ220世帯、それに白山市の49世帯です。

石川県は27日夜、自衛隊に災害派遣を要請し、陸上自衛隊金沢駐屯地は28日朝から輪島市内の4か所で給水活動に当たっています。