合併症に注意!8歳児が死亡「インフルエンザ心筋炎」

日比キャスター:
8歳の女の子が「インフルエンザ心筋炎」で亡くなったと所属事務所が発表しています。

「インフルエンザ心筋炎」とは一体どのようなものなのでしょうか。

「心筋」とは、心臓を構成し血液を送り出すポンプの役割を担う筋肉のことで、「心筋炎」は主にウイルス感染が原因でその心筋に炎症が起きる病気です。

「インフルエンザ心筋炎」は、インフルエンザウイルスが血液を通じて心臓まで届き、心筋に炎症を起こすことによって、血液を送り出すポンプの力が低下してしまうというものです。

そして、インフルエンザによる合併症は、心筋炎だけではありません。

▼インフルエンザ肺炎
ウイルスが肺の細胞を壊して炎症が起こり、その影響で気道が狭くなって呼吸がしづらくなる

▼インフルエンザ脳症
インフルエンザウイルスの影響で、体内で炎症を起こす物質が過剰に分泌されて脳にダメージが与えられ、けいれんを起こしたり意識を失ったりする

東京小児科医会理事の時田章史医師は、「合併症は年齢や基礎疾患など関係なく、インフルエンザに感染した誰にでもリスクがある」と指摘しています。

基礎疾患がない小さなお子さんも合併症で亡くなったというケースもあります。

「フォーサイト」元編集長 堤伸輔さん:
高熱やぐったりする、首が硬くなるなど、いろいろな兆候が出てくると思いますので、親は症状を注意深く見ることが必要だと思います。