新型コロナウイルスの分類が引き下げられると、対応がどのように変わるのか?詳しく見ていきます。

まずお金の負担です。
通常、5類に引き下げられた場合は医療費などは一部自己負担となりますが、新型コロナウイルスについては、分類引き下げ後も医療費などの公費負担を当面継続し、今後、段階的に縮小していく見通しです。

また、ワクチン接種についても当面は無料とする方向で調整しています。

政府内で議論が進められてきたマスクの着用については、基準を緩和し、屋内外問わず「個人の判断」に委ねるとしています。

ただ、緩和の時期については引き続き検討が続けられる見通しです。

このほか、スポーツイベントやコンサートでは、引き続きマスクの着用を求める一方で、収容定員の100%であっても応援などのために大声を出すことを認めることにしています。

5類引き下げによって「個人の判断」にゆだねられる感染症対策。
感染を拡大させないため、1人1人の意識が問われています。