■アジア大会 柔道・男子60kg級決勝(30日、愛知国際アリーナ)

1994年広島大会以来、32年ぶりに日本(愛知・名古屋)で開催されているアジア大会。この日から柔道がスタート、男子60kg級の決勝が行われて、近藤隼斗(24、パーク24)が金メダルを獲得、2006年ドーハ大会の江種辰明以来、20年ぶりのアジア王者となった。そして、女子48kg級の妹・近藤美月と同日兄妹金メダルを達成、21年東京五輪の阿部兄妹以来、2組目の快挙となった。

23年杭州大会では準々決勝で指導を三つ受けて反則負け。敗者復活戦でも勝利を収めることができなかった。3年越しのリベンジの舞台、女子48kg級の妹・近藤美月(21、東海大)と共に同日兄妹金メダルを誓った兄は初戦は大外刈りで有効を奪うと、そのまま抑え込みで1本、準々決勝は返し技で2つの技ありを奪い勝利、準決勝はポイントがないまま残り1分、裏投げで技ありを奪い決勝進出を決めた。

妹・美月の金メダルから30分、決勝の相手は24年パリ五輪金メダリストのY.スメトフ(34、カザフスタン)、序盤から得意の内股を仕掛けて流れを作っていった。残り1分48秒で内股で有効を奪った。さらに残り48秒で巴投げで有効と完全に試合を支配した。終了間際にはスメトフの内股を上手くかわし、五輪金メダリストを下して、近藤がアジア王者に輝いた。そして、21年東京五輪の阿部兄妹以来、同日金メダル獲得2組目の快挙となった。