「来週まで待てない」子どもの頃のワクワク感

――山中さんが感じる『VIVANT』の魅力とは何でしょうか?

冒険心をくすぐられるところだと思います。「次はどうなるんだろう」「あの人、実はこうなんじゃないか」と考察できる余地があって、子どもの頃のようなワクワクを思い出させてくれるんですよね。

僕は小学生の頃、週刊漫画の続きを毎週楽しみにしていて、「ここで終わるの!? 来週まで待てない!」と思っていた感覚に近いです。次の展開が気になって仕方がない。そんな気持ちを大人になってからもう一度味わえるところが、『VIVANT』の魅力なんじゃないでしょうか。

――第19話では、いよいよ別班員奪還作戦が動き出します。アリはバルカの留守を預かることになりますね。

お留守番します(笑)。ちょっと一緒に行きたい気持ちもありましたけど、そこはしっかり守ります。

…でも、待ってください。僕、「留守番」って言いましたけど、どうなるか分かんないですからね(笑)。そこは油断できないですよ。アリは本当に守れるのか。「ちゃんと留守番できるかな?」というところもあります。

『VIVANT』は、本当に「その角度から来る!?」という展開があるので、最後まで気が抜けません。ここからは冒険の色合いもさらに強くなって、また少し違った雰囲気になっていくと思います。ぜひ引き続き楽しんでいただけたらうれしいです。

日曜劇場『VIVANT』第2シーズン 第18話より アリ役の山中崇さん、乃木憂助役の堺雅人さん

仲間とともに前線へ向かうのではなく、彼らが思い切って戦えるように後ろを守る。それが、山中の考える今のアリだ。ノコルの言葉によって自らの居場所を取り戻し、再びテントを支える存在となったアリは、本当に留守番を続けるのか。「そこは油断ならない」と笑う山中の言葉を胸に、第19話を待とう。