ミキの昴生と亜生がMCを務める、全国の道に特化したバラエティ番組『道との遭遇』。今回は、高速道路の脇を走る側道“高側道”を愛してやまない道マニアの橋本貴志さんと、珍しい道や変わった標識などを求めて全国を巡る道マニアの石井良依(らい)さんが、気になる道の“謎”の解明に挑みます。

“謎の空き地”の正体とは?東名高速道路沿いにある「豊橋本線料金所」跡

まずは、橋本さんが気になる道へ。

(道マニア・橋本貴志さん)
「東名高速の三ヶ日ICと豊川ICの間にある、使われていない空き地が気になるので行ってみたい」

1969年に開通した、日本の高速道路の中でも特に古い歴史を持つ「東名高速道路」。

東京都世田谷区から愛知県小牧市までを結ぶ総延長約347㎞のこの道路は、国内トップクラスの通行量を誇り、首都圏と中京圏を直結する大動脈として機能しています。

橋本さんによると、そんな東名高速沿いに今では使われていない“空き地”が存在しており、そこは道マニア界でも話題になるほどの注目スポットだそう。

2人は、さっそく目的の場所へ向かいます。その空き地は、豊橋PAの近くから高側道に入るとじっくり見られるとのこと。カルバートをくぐり抜け、東名高速・上り側の高側道へ。目的の“空き地”を見てみると…

(道マニア・橋本貴志さん)
「気になっているのは、白い構造物」

2人が目にしたのは、東名高速道路・豊橋PAの上り側に存在する、今は使われていない謎の空き地。

(道マニア・橋本貴志さん)
「ここは、『豊橋本線料金所』という施設があった場所。料金を支払ったりする料金所というよりは、通行券の不正利用を防いだりするためのチェックする検札場所だった」

特徴的な白い構造物が見られるこの空き地の正体は、2007年まで存在した「豊橋本線料金所」の跡地。

上り線と下り線のドライバーによる通行券の交換や、不正通行の防止や抑制のため、1988年に設置されました。検札業務という特殊な目的のために設置されたこの料金所は、約19年間、東名高速道路の交通を支えました。

この料金所の造りや歴史を深掘りするため、特別に内部を見せてもらうことに。くまなく観察しながら、「ETCやハイウェイカードなどの磁気式の通行券が普及するにつれて、ここは廃止されてしまったという経緯がある」と橋本さん。

(道マニア・橋本貴志さん)
「下り線は交通量が多いらしく、この手前にある新城PAや浜名湖SAの駐車場が満杯になっちゃう。その満杯になるのを補完するために、豊橋PAが料金所の敷地を利用して造られたと聞いたことがある」

さらに、地下へとつながる扉を見つけ…

(道マニア・橋本貴志さん)
「昔は料金所がずっと向こう(下り)まであり、何かあった時に人が移動できる地下通路があった。人が本線を渡るのは非常に危険なので、事故に遭わないようにする安全対策もされていた」

「検札業務がどういうものだったのか、現役の時に通ってみたかった」と言う橋本さん。空き地の隣を走る高速道路の本線を見ながら、「古いものと新しいものが共存しているここは、貴重な場所だと思う」と続けます。