キーワードはタコ足細胞!腎臓が衰える原因
<腎臓のろ過機能低下の主な原因「塩分」>
先生によると、腎臓のろ過機能が低下する主な原因は食生活。特に塩分が大きく関係しているとのこと。塩分の摂り過ぎは高血圧につながると言われますが、高血圧自体も慢性腎臓病のリスクになるそうです。
<タコ足細胞について>
腎臓には、髪の毛の10分の1ほどの毛細血管が糸玉のように絡み合った血液のろ過器官「糸球体」といわれるものがあります。その糸球体の表面を覆っているのが「タコ足細胞」です。糸球体の毛細血管は、血液が通る際に細かいすき間から不要なものを外に押し出す働きがあります。さらに、それを覆うタコ足細胞がより細かいフィルターとなって、血液から体に必要なたんぱく質など必要なものが漏れ出ないようにしています。つまり「糸球体」と「タコ足細胞」の2つのフィルターのおかげで腎臓のろ過機能が保たれているのだそうです。
<タコ足細胞と塩分の関係>
塩分を過剰に摂取すると、血液中の塩分濃度が上がります。身体はそれを薄めようと血管内に水分を溜め込みますが、増えた血液が血管壁を圧迫し、血圧の上昇につながります。糸球体の血管はとても細く血圧の影響を受けやすいため、血圧が上がることでタコ足細胞が剥がれてしまうことがあるのだとか。タコ足細胞が剥がれると、身体に必要なたんぱく質などが尿に漏れ出し、血液のろ過がうまくできない状況が続くことで慢性腎臓病につながるそうです。
<剥がれたタコ足細胞は元に戻らない!?>
先生によると、剥がれ落ちたタコ足細胞は元には戻らないとのこと。そのため、腎臓を守るには、タコ足細胞を守ることが大切だそうです。
<1日あたりの塩分摂取量の目標>
健康な人の場合、1日あたりの塩分摂取量の目標は男性7.5g未満、女性6.5g未満と言われています。eGFR60未満の人の目標は1日6g未満。例えば、塩分6gはラーメンをスープまで飲み干した時と同じくらい。他にも、梅干しには1個あたり2.2g、カレーライスには一食あたり4.2gの塩分が含まれているそうです(※いずれも商品によって異なります)。














