ことし7月と9月に相次いで火災があった長崎県雲仙市の土黒小学校で、9月29日、図書室から表紙の一部が焦げた本1冊が見つかりました。
警察は不審火とみて、過去2回の火災との関連性も視野に調べています。

児童が焦げ臭いにおいに気づき本を発見

警察によりますと、29日午前10時ごろ、2階の図書室にいた児童らが焦げ臭いにおいに気づき、表紙の一部が焦げた本を見つけました。

その後、児童が教職員に伝え、教職員が本を確認。学校関係者から「図書室の本が燃えているようだ」と雲仙警察署に通報があり、午前10時27分ごろ、警察が認知しました。

表紙の一部が焦げる いつ焦げたかは不明

焦げた本は本棚に置かれていた児童書で、サイズはA4判より小さいくらいだということです。表紙の一部が焦げていましたが、本の中は燃えていないということです。

この本がいつ焦げたのかは分かっておらず、燃えているところを見た人もいないということです。また、周囲は火の気がある場所ではなく、これまでのところ不審者に関する情報もないということです。

消防は出動しておらず、警察は器物損壊事案として調べています。

過去2件の火災との関連も視野に捜査

土黒小学校では、ことし7月、3階の音楽室に隣接する音楽準備室の一部が焼ける火災が発生しました。

さらに、今月15日には、3階のパソコン室前の廊下に設置されていた棚の上の段ボールなどが燃える火災が起きています。

警察は今回の本の焦げについて不審火とみて、これまでに起きた2件の火災との関連性も視野に調べを進めています。