「手ぶらでは帰さない」という計算
ふつうのゲームセンターのクレーンゲームは、取れそうで取れない、そのさじ加減に面白さがありました。ところが、いま増えている食品のクレーンゲーム専門店の中には、あえて取りやすくしているお店もあります。
関東でクレーンゲーム専門店「Benex(ベネクス)」を運営するティスコは、「せっかく来てくれた方を、手ぶらでは帰さない」をモットーに掲げています。苦戦しているお客さんには、スタッフが声をかけて、一緒に攻略法を考えるそうです。先ほどのイオンファンタジーも、「とれやすい」ことをお店の特徴にしていました。
取りやすさや、攻略を手伝う接客で満足してもらい、何度も足を運んでもらう。スーパーの買い物のように、日常の中でくり返し使ってもらう考え方です。ただ、売上に対して景品の費用が増えすぎれば、採算が合わなくなります。取りやすさには、お店ごとの計算があるのです。














