事故を防ぐためのポイントとして、中島さんがあげたのが「ハイビームの活用」です。

交通事故鑑定人・中島博史さん「今回の事故はもしかすると、ロービームであったためにお互い気づきにくい状況になっていた可能性がある」

こちらは夜、事故現場の交差点に向かってハイビームをつけて走った映像です。
かなり手前の段階で、交差点が照らされて見えるのが分かります。

一方こちらはロービームの状態で走った場合です。
交差点の手前にならないと、交差点の中が見えないことが分かります。

中島さん「基本的には100メートル先をハイビームで照らしている状態で、夜間の安全がなんとか確保できるということをよく知っていてほしい」

一時停止の標識やハイビームの活用。

痛ましい事故が起きる前に、こういった対策をとることが何よりも重要です。