石川県の能登地方では凍結した水道管が破裂し、水が漏れる被害が相次いでいて、自治体が節水を呼びかけています。
石川県内は26日も、白山河内でこの冬最も低い-7.0度、輪島市三井で-5.9度を観測するなど、厳しい冷え込みとなりました。
この寒さで、破裂した水道管から水が漏れる被害が相次いでいて、志賀町は26日午後5時から富来地区のおよそ1400世帯で給水を制限しています。
宝達志水町は押水地区で断水が相次ぎ、27日、4つの小中学校で臨時休校を決めました。
輪島市は、水をためる6つの配水池で27日朝までに水が底を尽き、今後断水するおそれがあるとしています。
羽咋市は、配水池の水位が低下したため、26日夜、市役所に給水車を設置し、27日は午前6時から市民に水を配ることにしています。
27日は再び冬型の気圧配置が強まる見込みで、27日夜までに降る雪の量は平地で30センチ、山地で50センチの予想です。28日にかけて再び警報級の大雪となるおそれがあり、交通障害に注意・警戒が必要です。