ドイツでは“国内政治”にも影響 「極右」と認定されたAfDが勢力伸ばす
揺らぐ「法の支配」。その危機が、国内政治に及んでいるのがドイツです。
今回、国連総会への出席を見送ったメルツ首相。そのメルツ氏率いる与党、中道右派のCDU=キリスト教民主同盟が、異例の事態に見舞われました。
20日に行われた地方議会選挙。CDUは、一部の州で議席獲得に必要な5%を下回り(得票率4.9%)、1議席も獲得できない結果に。

ドイツ メルツ首相
「これは大惨事です。いま必要なのは、毅然とした態度、不屈の精神、そして忍耐力です」
与党CDUが極端に支持を失う一方、勢力を伸ばしたのが、一部の州支部などが「極右」と認定されているAfDです。ここでいう「極右」とは何か。ドイツ政治に詳しい板橋拓己教授は...

東京大学法学部 板橋拓己 教授
「ドイツの憲法で定義している極右とは、『自由で民主的な基本秩序』の文言が憲法にあるのですけれども、自由・民主主義を破壊するもの、極端な思想とか政党とかに定義している」
実際、AfDは“移民排斥”を掲げるほか、過去には、ベルリンのホロコースト記念碑を「恥の記念碑」と発言するなど、かつての“ナチスドイツ”を肯定する姿勢まで見せているのです。














