■アジア大会 陸上・女子1500m決勝(26日、名古屋市瑞穂公園陸上競技場)

陸上・女子1500m決勝が行われ、日本記録保持者の田中希実(27、豊田自動織機)が4分06秒14で銅メダルを獲得。この種目では日本勢20年ぶりの表彰台となった。田中は今大会は異例の3種目(1500m、5000m、10000m)にエントリーしていて、24日の10000mで銀メダルに続く今大会2個目のメダル獲得となった。

12個の日本記録を持つ驚異のマルチランナーの田中は800m・1500mを中距離、5000m・10000mを長距離と線引きする日本陸上界にあって稀有な存在。2022年の世界陸上オレゴン大会では日本人初の3種目(800m、1500m、5000m)に出場した。そして、今大会は「毎日のように挑戦し続ける、向き合い続ける姿を見ていただきたい」と3種目での出場を決めた。

今大会2種目目となった1500m。レースがスタートすると田中は中団で様子を見ながらレースを展開する。1周目は4位で通過した。しかし、そこからペースアップし集団の先頭に。残り1周の鐘をそのまま先頭で聞いた。ここからスピード勝負となったが田中は直線での競り合いで敗れ、3位でフィニッシュ。それでも、日本の陸上界の歴史に刻まれる20年ぶりとなる表彰台の快挙を成し遂げた。

田中は24日の10000m決勝に出場し、最後の1周(400m)の鐘をトップで聞くが、パリ五輪3000m障害女王のウィンフレッド・ヤビ(26、バーレーン)との競り合いに敗れ2位。今大会1種目目は銀メダルだった。

【女子1500m結果】
1位)ネリー・コレル(バーレーン) 4分04秒50 
2位)李春輝(中国)        4分05秒50
3位)田中希実           4分06秒14
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8位)道下美槻            4分21秒24