これまで聖前選手の競技生活を支えてきたのは祖母の静江(しずえ)さんです。

※祖母・聖前静江さん
「「埜乃華(ののか)ちゃんすごいね」「(新聞で)見たよ」とか知らない方からも声かけてもらって、エッヘンと鼻高々です」

聖前選手がフィギュアスケートを始めたのは6歳。祖母の静江さんはスケート場への送り迎え、そして毎日のお弁当作りと協力を惜しみませんでした。

※祖母・聖前静江さん
「彼女の熱意でしょうね。「きょう(練習)行かない?」って聞けば「行く!」と言うし、大変だけど楽しくやってる気がする」

その聖前選手が2022年1月、強い気持ちを抱いて臨んだのがインターハイ・全国高校スケート競技選手権大会です。懸命に演技をしますが予選28位に終わりました。

※聖前埜乃華選手(当時1年生)
「初めてのインターハイで1年生で入賞したというタイトルが絶対欲しいと思ってがんばってきたのでこの数か月間の練習の成果が出せなくて悔しいです」