9月の着工を予定していた宮城県の女川原子力発電所2号機の乾式貯蔵施設について東北電力は、9月中の着工が難しい状況だと明らかにしました。

東北電力・石山 一弘・社長:
「設計及び工事計画認可申請の審査が継続している状況で、9月に着工できればと考えてたが、これは難しい状況になっている」

女川原発2号機の乾式貯蔵施設は、原子炉建屋内のプールで冷やした使用済み核燃料を金属製の容器に入れて、空気の循環で冷却し陸上で保管する施設です。
当初の計画では2026年5月に工事を開始する予定でしたが、工事計画認可の審査などに一定の期間が必要だとして、これまで2度にわたり着工を延期していました。

東北電力では、現在も原子力規制委員会から使用済み核燃料を入れる容器の長期的な管理についての説明を求められていて、9月中の着工は難しいということです。東北電力は2028年3月の運用開始を目指していますが、工程の見直しも含め、工事計画の詳細を精査しているということです。