全国で最も低い氷点下27度を記録した長野県上田市菅平。

肌を刺すような寒さの中、地元の小中学生は白い息を吐きながら元気に登校していました。

「(きょうの寒さどうですか?)きょうはそんな寒くないです、結構寒いですよ、もう寒くて(ベッドから)出られませんでした」

「菅平に住んでいればまあ普通」

「毎年寒くなるのでそこまで冷えたなと思うことはありません」

菅平で育った子どもたちはこの寒さにも慣れっこ。

校門前で登校を見守る水上淳一校長は2022年4月に長野市から赴任。

初めて過ごす菅平の冬です。

「寒さを通り越して寒いです、部屋の中で過ごす時も厚着をしていないと寒くて耐えられない、

子どもたちはたくましくこの寒さの中でも学校生活楽しんでいますので安心してみている」

各地で厳しい冷え込みとなり、最低気温は上田で観測史上最も低い氷点下14.4度を記録したほか、松本で氷点下12.2度、長野で氷点下11.6度など、30の観測地点のうち20地点で今シーズンの最低気温を更新しました。

(レポート)「山のほうへ来ると樹氷が日光に照らされ幻想的、水で濡らしたズボンもガチガチに凍っている」

菅平の隣、須坂市の峰の原高原周辺では、枝先に付いた雪や霧が凍ってできる樹氷が晴れた空に映えていました。

(東京から)「すごいきれいですよね霧氷とかキラキラ天気も風もなくてとても最高な条件だと思います」

一方、26日朝の諏訪の最低気温は氷点下10.9度。

諏訪湖は今季初めて全面結氷し、御神渡り出現の期待が高まっています。