■アジア大会サッカー男子・グループステージ第3戦 日本 3ー0 タイ(23日、豊田スタジアム)

32年ぶりに日本開催となったアジア大会愛知・名古屋2026。グループAの21歳以下日本代表はグループステージ第3戦でタイに3ー0で勝利。既に決勝トーナメント進出を決めていた日本は3試合で12得点、さらに無失点で全勝とし首位通過を決めた。16年ぶりの金メダルへ、準々決勝は北朝鮮と対戦する。

試合は前半31分、中島洋太朗(20)が先制ゴール。さらに後半には海外組の小杉啓太(20)がミドルシュート、石井久継(21)も追加点を挙げ3ー0と試合の主導権を握った。日本はタイに反撃の隙を与えず。そのまま3点のリードを守り切り、勝利を飾った。

タイもここまで2戦2勝、勝ち点6同士の全勝対決となった一戦。日本の先発メンバーはGKにピサノアレクサンドレ幸冬堀尾(20)。DFに小杉、土屋櫂大(20)、市原吏音(21)、森壮一朗(19)。MFに保田堅心(21)、石井、中島。FWに古谷柊介(21)、道脇豊(20)石橋瀬凪(20)が起用された。

前半、日本は序盤から積極的にゴール前までボールを運び、次々と好機を演出する。3分には中島がクロスを送り込むも、得点には繋がらず。6分には中島のコーナーキックに道脇が頭で合わせにいくも、ゴールを捉えられない。8分には石橋のクロスに中島が頭で合わせるが、シュートはゴール上へ。さらに森が中央へボールを送り込むと、石井がシュートを放つ。しかし、惜しくも枠を捉えることはできなかった。

すると31分、再びゴール前でチャンスを作ると、左サイドの石橋のクロスに中島が左足で合わせ先制点を挙げた。貴重な先制ゴールに会場は大きな歓声に包まれた。しかしその後、日本は追加点を狙って攻勢を続け、何度もゴール前まで攻め込むも、追加点を奪うことはできず。1ー0のまま前半を折り返した。

後半開始直後、クロスボールを相手にカットされるも、こぼれ球に反応した小杉が左足で強烈なミドルシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。さらにそのわずか1分後には石井も追加点を奪い、日本が一気に3ー0とリードを広げた。

試合の流れを引き寄せた日本は、終盤まで何度もゴールを狙って攻勢を続けたが、4点目を挙げることはできなかった。それでも最後まで3点のリードを守り切り勝利。グループステージ3戦全勝でグループ首位通過を決めた。また、25日から始まる準々決勝の相手は北朝鮮に決まった。

試合後、キャプテンの市原は「自分はチャレンジャーだっていう話をずっとしてきたのでそれを体現できたと思いますし、僕自身もそうですし、まだまだコンディション上げなきゃいけないと思っているので、そういう意味ではいい試合運びができたと思います」と振り返った。準々決勝に向けては「優勝しか考えていないので、それに向けてチーム全員で準備して必ず優勝したいと思います」と意気込んだ。