日本人と長年にわたって築いたのは“信頼と絆”
つい先日、届いたメールには悲痛な思いがにじんでいた。
「JICAからの回答は、当初の通知のコピーにすぎず、決定の理由や個別の事情に関する追加説明は一切ありませんでした」
「求めているのは特別な扱いをしてもらうことではありません。安全と尊厳と公正な配慮です」
「契約が満了する9月末以降に何が起こるか、極めて強い不安と失望、深い懸念を抱いています」
田中理事長宛の「嘆願書」はこう結ばれている。
「新任の事務所長は、私たちとの関係は単なる契約上の拘束力があるにすぎず、通知さえすれば終了が可能だと繰り返しました。しかし、ここ数年の極限的に厳しい状況を思い起こせば、このようにただの紙切れ1枚で私たちが投げ捨てられるのを受け入れることはできません。日本人と現地のスタッフが長年にわたって築いたものは、私たちにとっては単なる契約ではなく信頼と絆なのです」
かつてアフガニスタンの地で、現地スタッフと苦労を共にしたJICAの人たちは、この言葉に何を思うのだろうか。
今からでも遅くない。日本における国際協力のプロフェッショナルとして、JICAは決定を再考すべきだと思う。

















