9月17日夕方、第2次高市改造内閣が発足した。さかのぼること2日前、政権幹部の1人は「今回の人事は革命的なものになる」と予言してみせたが、果たして何が革命的だったのか。そして今回の人事の焦点だった林芳正前総務大臣が閣外に去ることになったのはなぜなのか。こうした今回の人事の一部始終を深掘りする。

高市総理「実行力重視」の人選 党内からは 「専門家を充てた印象」「手堅い布陣」との声

改造内閣が発足した夜、高市総理は今回の人事の基本方針について、こう明らかにした。

高市総理(17日の会見で)
本人の専門知識・課題意識・やる気を吟味し、この人物なら公約の実現に向けた政策を追加的に提案しつつ、前に進めていただけるという方。実行力重視の人選といたしました

自民党の閣僚経験者の1人は、内閣の布陣を見て「専門家を充てた印象だ」と語る。実際、財務・総務・法務・国交・国家公安の各閣僚は、いずれもその役所の官僚出身者。農林水産大臣として初入閣を果たした簗和生氏についても、党の農水族重鎮が「THE・農水族」とまで評するほどだ。

党内から一様に「手堅い布陣だ」との声が上がる今回の人事。ではいったい何が「革命的」だったのか?