「アリーナで歌うということは、まったくありません」

会見では、Bリーグのトップカテゴリーで初めての女性社長という点についても質問が及びました。
吉田さん自身、スポーツビジネスの経験がないまま社長に就いたことや、他クラブは男性が社長を務めていることを引き合いに疑問の声が上がるだろうことは、自ら想定しているといいます。
富山グラウジーズ 吉田朋美新社長
「私は、例えば、『スポーツビジネスの経験がなく社長になった』だとか、『他の球団は男性が社長なのに女性が?』っていうような声は必ずあるとは思うんですけれども、いかに周りの皆さんが喜んでくれるか、その喜んでくれるために自分たちが何をできるのかっていうことを考えるっていうことに関しては、男性も女性もなく、仕事の今までの経歴も関係なく、取り組めるところかな」
歌手としての顔についても質問が出ました。
アリーナでの演出強化を語った吉田さんですが、自ら舞台に立つ気はないと笑いながら否定しています。
富山グラウジーズ 吉田朋美新社長
「私がアリーナで歌うということは、まったくありません」
吉田さんはグラウジーズの仕事を最優先にする方針ですが、オフシーズンにはレコーディングなど裏方の仕事を続けられる可能性もあるとしました。
もう一つの顔であるヤギチーズ職人としての仕事も、早朝の時間帯を生かせることから、出社前に牧場へ立ち寄る形での両立を検討しているといいます。
ブースターとしての原体験を尋ねられると、有明コロシアムでの上位争いの一戦を挙げました。
富山から駆けつけ、勝敗に一喜一憂した経験だといいます。
富山グラウジーズ 吉田朋美新社長
「上位を争う、みんなで泣いて喜んで泣いて悔しがってっていうような有明での経験というのは深く、胸に残っている」
就任を決めるまでには本人なりの葛藤もあったといい、身近な経営者への相談についても質問がありました。
吉田さんの父はYKKの元社長で、現在は同社の相談役を務めていますが、決断するまでその父にも相談せず、心を決めた最後の段階で初めて報告したといいます。
富山グラウジーズ 吉田朋美新社長
「(父から)『それはいいじゃない。楽しんで頑張って』っていうふうに言われました」
パフォーマンスセンター構想も、世界基準の育成拠点づくりも、吉田さんが見据えるのは3年、5年先です。
一方で今シーズンまず満たさなければならないのは、「1試合平均4000人以上」というBプレミア参入基準です。
新体制での初陣となるBプレミアの開幕は9月22日。
グラウジーズは26日に敵地・長野での信州戦で開幕戦を迎えます。














