「1試合平均4000人以上」目指し…

②の「人が集まる理由づくり」では、これまでの音楽活動の経験が生きる分野になりそうです。試合前後の演出に映像やダンス、音楽、ファッション、食といった要素を取り込み、アリーナに来ること自体を非日常の体験にしたいという狙いがあります。

富山グラウジーズ 吉田朋美新社長
「グラウジーズを見るために富山へ行きたい、そう思ってもらえるアリーナを作っていきたい」

具体策として、他クラブでチケットセールスを担ってきた経験者を新たに招いたほか、平日開催が増える今シーズンの日程に合わせてイベントを強化するとしています。

ただ、こうした中長期の構想が“絵に描いた餅”にならないためには、まず今シーズンを乗り切る必要があります。

Bプレミア参入の審査基準は「1試合平均4000人以上」の集客で、グラウジーズは過去2シーズン連続で未達となっています。

今季もクリアできなければ3期連続の未達となり、その場合は降格が決まる“崖っぷち”のシーズンです。

富山グラウジーズ 吉田朋美新社長
「4000人というのは絶対に落とすことのできない、今シーズン優先順位ナンバー1、大事なポイントだと思っています」

観客一人ひとりが「もう1人」を連れてきてくれれば目標は届くという、地道な"プラスワン"の積み重ねを重視する姿勢も示しました。