記憶力が悪いわけではない 「思い出す力」と「段取り」が未熟な段階
栁先生は、「データ的にそんなにあるわけではないですが、比較的男の子に多い印象はありますよね」と話しつつも、小学生くらいであれば男女に限らず忘れ物はよく出るものだと説明します。

「さっき言ったばかりなのに」と親が感じてしまう場面について、栁先生は「記憶力が悪いというよりは、必要なタイミングで思い出して実行する力が、発達の途中で未熟なんですね」と話します。
後でこれをしようと覚えておく「展望記憶(先行きこれをやろうと記憶しておくこと)」と、順番に整理して気持ちを切り替えて実行する「実行機能」。この2つの力が発達途中で未熟なため、「頭の中に段取りを並べられないところはあると思います」と話しました。
小学3年生であれば言われたこと自体はできる力があるものの、「本人としてみるとその繰り返しがまだ少ない状況にもある」とし、ある程度繰り返し行うことで考えなくてもできるようになっていくと話しました。














