「すいませんでした」遺族への手紙 “虐待”と伝えた利用者から

るなさんの死から3か月が経った2026年3月。遺族のもとに、手紙が届いた。

差出人は「虐待があった」と市役所に話した利用者だった。

利用者の手紙
「あごをおさえてたと言ってしまったが、実際はあごに手をそえていた。自分が言ったことの振り返りをすると虐待ではないと思った。オーバーに言ってしまってすいませんでした」

るなさんの姉
「なぜ1人の利用者の話しか聞かなかったのか。その利用者のことを知る他の支援者に聞き込みをしなかったのか」

大阪地検で検事も務めた亀井正貴弁護士は、「警察がなぜ逮捕したのか疑問が残る」と話す。

亀井正貴 弁護士
「犯罪にならない可能性もある事案で、身柄拘束をしていくのは違和感はありました」

そのうえで、捜査が尽くされていれば長期間の拘束は防げたのではないかと指摘する。

亀井弁護士
「16歳ということを考えると、本当に勾留する必要があるかどうかは、関係者を洗って捜査して取り調べして、実態の事実はどういうものかを検証すべきだった」