航空自衛隊三沢基地に所属する大型無人偵察機「グローバルホーク」が15日、墜落したことについてです。青森県三沢市は墜落の原因が明らかになるまで、グローバルホークの運用と飛行を停止するよう求めました。
大型の無人偵察機「グローバルホーク」1機は、航空自衛隊三沢基地から遠隔で操縦されていましたが、15日午後1時頃、鳥取県沖約50kmの公海上で通信が途絶え、行方が分からなくなりました。
航空自衛隊によりますと、鳥取県沖で機体の一部とみられる浮遊物が見つかり、グローバルホークは墜落したと断定されました。
16日午後、東北防衛局の林憲昭 企画部長から経緯の報告を受けた三沢市の小檜山吉紀 市長は、墜落の原因が明らかになるまでは、グローバルホークの運用と飛行を停止するよう求めました。
三沢市 小檜山吉紀 市長
「技術の最先端の飛行機だと思っていたので、まさか落ちるとは思っていなかった。非常に遺憾に思っている。市民、県民に安心していただける自衛隊であってほしい」
飛行停止は、三沢基地周辺の住民も求めています。
三沢基地周辺町内連合会 種市光雄 会長
「もしも万が一、われわれの住宅街で起きれば大惨事の可能性があったので、非常にこれは困った事案。事故原因がはっきりとされるまで『飛ばないでください』と申し入れます」
グローバルホークは、1機約170億円するアメリカ製の無人偵察機で、三沢基地に3機配備されていました。
レーダーから飛行コースの跡が消える直前には、三沢基地にある地上装置と機体との間で接続不良が発生していたということです。
航空自衛隊は墜落の原因を調べるとともに、機体の回収に向けて捜索を続けるとしています。
また、航空自衛隊は16日、墜落事故があった三沢基地所属の大型無人偵察機「グローバルホーク」に関して、訓練などの飛行を見合わせていると明らかにしました。任務で必要な場合は、飛行するとしています。
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