寒波による水道管破裂が原因とみられています。福岡県大牟田市は、市内1万4000世帯で断水のおそれがあるため「減圧給水」を始めると発表しました。


◆1万4000世帯で断水のおそれ

大牟田市では25日時点で、寒波の影響を受けて市内163軒の住宅で水道管の漏水が確認されています。この影響で市内の約1万4000世帯に水を供給している勝立系の配水池の水位が下がり断水のおそれがあるということです。


◆「減圧給水」正午から開始

市は、水道水を給水する圧力を下げて水の出る量を少なくする「減圧給水」を、26日正午から開始し、市内5か所に給水所を設けることにしています。また、大牟田市からの要請を受けて、福岡市水道局は給水車1台と職員4人を派遣しました。