中学校の制服を統一という動きが静岡県内でも徐々に出始めています。1月25日、浜松市の市民団体が市内の公立中学校の制服を統一してほしいという要望書を教育長に提出しました。市民団体は統一することで、複数のメリットがあると話しています。
浜松市の宮崎正教育長に要望書を提出したのは、制服のリユース活動やトランスジェンダー問題に取り組む市民団体。要望したのは、公立中学校の制服の統一です。
理由について、「ミライ制服すすめ団」の夏目はるな団長は、高額な制服をより安く購入するため、そして性の多様性に対応するためなどと説明しました。市民団体によると、入学時に制服やジャージなど一式を新品で揃えると6~9万円もかかるといいます。
<「ミライ制服すすめ団」夏目はるな団長>
「私がやっているリユース活動で全部そろえると2万円ちょっと」
夏目団長のいう「制服のリユース活動」、高台中学校ですでに実践しているといいます。協力してくれる店舗や市の施設に回収ボックスを設置し、回収した制服をクリーニングし、格安で販売しているのです。
<「ミライ制服すすめ団」夏目はるな団長>
「きれいですね、クリーニング出したばっかりですもの」
例えばこの男子学生服。販売価格はたったの300円です。女子のジャケットやワイシャツなども100円から300円で販売しています。
<「ミライ制服すすめ団」夏目はるな団長>
「もったいないし、作ったものをまた使っていくというのはSDGs。現代において持続可能な生活様式の一つだと思うので、着れるものは着ていけばいいと思います」
市内の制服を統一すれば、学校が異なっても再利用することができます。「ミライ制服すすめ団」は、肩ひじ張らずにSDGsに参加でき、家計にもやさしい未来を描いています。
<影島亜美キャスター>
「制服の統一化」は静岡県内では裾野市や掛川市で具体的に進められていて、裾野市は2023年春、掛川市は2024年春に導入が予定されています。
要望を受けて、浜松市の宮崎正教育長は「検討委員会について設置する方向で進めていきたい」と前向きな回答をしました。ただ、浜松市の公立中は48校もあり、教育委員会の担当者は「慎重に検討していきたい」とも話していました。
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