【疑問】布団に入っても2〜3時間眠れない場合、どうすればいい?

≪柳沢教授の答え≫
「眠れないときは、無理にベッドに入らない」

眠たくないのにベッドに入って悶々とした時間を過ごすことが重なると、ベッドを「眠れない場所」だと認識してしまいます。
柳沢教授自身は、眠れない場合は、“つまらない論文を読む”そうです。

柳沢正史教授:
ベッドに入って、15分~20分ぐらい経っても眠れなかったら、もうベッドから出て寝室からも出て、他の薄暗い部屋でリラックスできるようなことを何でもやって、本当に眠くなってからベッドに戻る。
そこで睡眠が30分、1時間削られても全然気にする必要はないです。

コメンテーター 上地雄輔:
「このタオル地の生地がいい」とか、「ぬいぐるみ持ってなきゃいけない」などの“寝るためのスイッチ”は、潜在的なものなんですか?

柳沢正史教授:
特に子どもに顕著なんですけど、入眠儀式や入眠ルーティンはすごく大事です。
決まった場所に行くとか、何かを着るとか、読み聞かせをしてもらうと寝る時間ですよと、赤ちゃんも幼い子どもも体で覚えるわけですね。
「心理学的な条件付け」と言うんですけど、体が覚える。それを上手に使うと入眠儀式となります。
大人でも、自分にとって「これをやると眠くなる」ということを見つけていただくといいです。私の場合は“つまらない論文”ですね。

弁護士 八代英輝:
入眠儀式にお酒を飲んでいるんですけど・・・

柳沢正史教授:
それは完全にNGです。
アルコールには催眠作用があるので眠れちゃうんですよ。それで騙されるんですけど、眠った後の睡眠の質が、アルコールが効いている状態だとすごく悪くなります。
私はお酒が好きだし研究室の若い人と飲み会に行っちゃうんですけど、飲み会に行く日は、その晩の睡眠は捨てています。

弁護士 八代英輝:
もうそのぐらいダメなんですね!

柳沢正史教授:
酒を飲むなとは言わないけど、お酒は睡眠には良くない。
1週間〜10日に一晩ぐらい“捨てる”のは大丈夫です。